劇場で使用する照明
ピカデリー劇場では控え室が一緒だったせいか、大変家庭的な雰囲気で秘捧諏憩としていたのが楽しい思い出になっています。
喜多さんは明治の中頃の生まれ(でしょう)、小学校を出るとすぐ長谷川の大道具に入ったとのこと。
お父さんも大道具だったという生粋の職人。
ピカデリー劇場の2年間ほどの間に、小屋の裏のほとんどのことを喜多さんから学ぶ事ができたのは幸運でした。
私に最も影響を与えた師匠の一人と感謝している次第です。
日本人の住まいに畳が取り入れられたのはいつの頃かわかりませんが・・・
畳の生活がはじまっておおよそ3尺×6尺のサイズに馴染むようになったのでしょう。
舞台の定式物も基本は3尺×6尺です。
この組合せを利用すると変形のセットは考えにくくなります。
照明にはかくれん棒を使用しました。