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2010年05月 アーカイブ

世界の名曲その3

エンジェル・アイズ

マツト・デニスが一晩で書き上げた.男の失恋ソングアール・ブレント作詞、マット・デニス作曲による53年の作品です。

デニスとブレントがあるバーベキュー・パーティで一緒になった時に、一晩で書き上げたという曲です。

デニスの有名曲の多くは、大歌手フランク・シナトラが歌っているので、ご存知の方も多いかもしれません。

もともとは53年、アイダ・ルピノ主演のサスペンス映画『ジェニファー』に使われたが、その映画自体はヒットせず、この曲だけが人々の記憶に残りました。

タイトルの"天使の瞳"とは"愛する異性"のことです。

愛する女性にふられた男性が、そのやるせない気持ち、やり場のないいらだちを、酒で癒します。

安酒場でみんなにおごって、ふられた僕をサカナにしてくれ、という自暴自棄な歌です。

シナトラやナット・キング・コールは、ステージの最後で、"じゃ、これで、わたしは失礼するよ"の一節で、照明が落とされ、ステージを去ります。

なんとも心憎い演出なんでしょう。

世界の名曲その4

AnythingGoes
作詞・作曲=ColePorter
都会的で風刺のきいたコール・ポーターのミュージカル・ソング作詞・作曲ともにコール・ポーターです。

34年のミュージカル『エニシング・ゴーズ』のために書かれました。

初演のミュージカルと36年に映画化(邦題『海は桃色』)されたときもエセル・マーマンが歌っています。

56年に再映画化されたときは『夜も夜もすがら』の邦題で公開され、このときはミッツィ・ゲイナーが歌ったそうです。

歌詞の内容は"かつては、女性のストッキングがちらりと見えただけでも、ショッキングでした。

今じゃ神のみぞ知るという具合に、珍しくもありません。

かつては趣味のいい言葉を知っていた作家ですら、いまじゃ4文字言葉しか使えません。

そんなことがまかり通る世の中なんだね"といったものだそうです。

タイトルは"何でもどうぞ""自由気まま""制限なし"の意で、文脈によって二ユアンスを微妙に変えています。

ポーターらしく都会的で風刺のきいた歌詞、洗練されたメロデイとの融合が素敵ですね。

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